自然発見 高尾山国有林巡視日誌(168)
林野庁・東京神奈川森林管理署の森林保護員として、
高尾山国有林とその周辺の森林パトロールを行っている宮入さんの巡視日誌

自然発見 高尾山国有林巡視日誌(167)
林野庁・東京神奈川森林管理署の森林保護員として、
高尾山国有林とその周辺の森林パトロールを行っている宮入さんの巡視日誌

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自然発見 高尾山国有林巡視日誌(166)
林野庁・東京神奈川森林管理署の森林保護員として、
高尾山国有林とその周辺の森林パトロールを行っている宮入さんの巡視日誌

●令和3年2月15日(月曜日) 天候:雨のち晴

 この日は、日中大雨と強風の予報が出ていた為、森林官の巡回車に同乗し、林道を回った。最初は滝ノ沢林道。全長6.5㎞の長い林道なのだが車だと短時間で終点に着いてしまった。でも面白く無い。やはり歩くのが一番。


●令和3年2月15日(月曜日) 天候:雨のち晴

 板当林道は誰も歩かない林道だ。以前は滝ノ沢林道から下る道もあったのだが、10年程前に土砂災害があり、その復旧工事の際無くなってしまった。林道の終点付近には何故かメタセコイアが植えられている。落ちた葉が雨に濡れ、レンガ色になっていた。



●令和3年2月15日(月曜日) 天候:雨のち晴

 正午頃から雨が強くなってきたので、高尾森林事務所で待機。15:56雨が止み、急激に天気が回復し青空が広がっていく。見上げると虹が架かっていた。


●令和3年2月24日(水曜日) 天候:晴時々曇

 高尾山域で一番早く咲くヤマルリソウの場所は男坂。行くとあちらこちらで多くの花が見られた。昨年の咲き出しが2月1日だった。今日は昨年よりも3週間後なので、この咲き方は当たり前か。



●令和3年2月24日(水曜日) 天候:晴時々曇

 高尾山頂の中西悟堂の歌碑の近くにあるオニシバリの株。花が咲いていた。普通オニシバリの花柄は黄緑なのだが、ここの花は紫色という特徴がある。時間があれば覗いてみて下さい。


●令和3年2月24日(水曜日) 天候:晴時々曇

 午後4時過ぎに琵琶滝道を下る。高尾山口まで早く下れる道だが足元が悪く、時々転落事故も起きる。対岸の森に当たる夕日が明るく、余計足元が薄暗く感じた。




自然発見 高尾山国有林巡視日誌(165)
林野庁・東京神奈川森林管理署の森林保護員として、
高尾山国有林とその周辺の森林パトロールを行っている宮入さんの巡視日誌

 ●令和3年1月15日(金曜日) 天候:曇のち晴

 1号路の「蛸杉」から「浄心門」に向うと左手に大きなケヤキがあり、いくつものヤドリギが寄生している。数えると幼い株も含め10株程ある。ここを通る時、ちょっと上を見上げてみて下さい。


●令和3年1月15日(金曜日) 天候:曇のち晴

 高尾山で一番早く咲く男坂のヤマルリソウ。昨年は2月1日に開花を確認した。今年はどうかな。行ってみると越冬葉には蕾も付いていない。まぁ、当たり前か。まだ1月だものね。




●令和3年1月15日(金曜日) 天候:曇のち晴

 新型コロナウイルス対策の第二次緊急事態宣言下の東京都。 当然高尾山も人出は少ない。 午後2時の高尾山頂。 ハイカー、観光客は数名。 平日の為もあるが、今の状況では人が少ないのは良いことだ。


●令和3年1月15日(金曜日) 天候:曇のち晴

 稲荷山コースを下る。 東屋から望む八王子市街。 黄色く霞んでいる。 もうスギ花粉の飛散が始まったか。 それとも黄砂?



●令和3年1月29日(金曜日) 天候:快晴

 北風を避けて高尾林道を行く。 日溜りでテングチョウが翅を広げていた。 冬の日光浴でウトウト昼寝状態なのだろう。 我々も別の場所の日溜りで昼食。 その後昼寝。 夢を見ていた。 今日の高尾山の巡視の為、早く起きなければ・・・という夢。 起きようと目を開けたら、目の前に広がっていたのは高尾山の森と快晴の青空。 瞬間理解するのに数秒掛ったが至福の感覚。 幸せな気分で、もう一度眠りに入った。


●令和3年1月29日(金曜日) 天候:快晴

 冬の植物観察というと冬芽と葉痕。 でもネタは使い果たした。 この日、大平園地で出会ったヌルデの葉痕。 ピエロの顔のように見えるので、有名な葉痕だ。 当然もうネタとして掲載しているのだろう、と思いながら帰宅後調べたら使っていなかった。 良かった。 冬場は本当にネタ探しに苦労する。




自然発見 高尾山国有林巡視日誌(164)

2021年1月1日
林野庁・東京神奈川森林管理署の森林保護員として、
高尾山国有林とその周辺の森林パトロールを行っている宮入さんの巡視日誌


●令和2年12月6日(土曜日) 

天候:晴

ザリ窪の登山道にヤマアカガエルがいた。最近の暖かい日に騙されて地中から出て来たのか、それともまだ冬眠していないのか。この日は少し寒かったので、ヤマアカガエルは動くことが出来ない。保護色なのでハイカーに踏まれてしまうかも知れない。とにかく木の枝を使い、道脇まで移動させた。後は本人次第。どうするのかなぁ


●令和2年12月6日(土曜日) 

天候:晴

景信山の下り。センボンヤリの綿毛がまだ残っていた。センボンヤリは春と秋、2回花期がある。春は紫色(高尾山域では、ほとんどが白)の花を咲かせ「ムラサキタンポポ」と呼ばれている。秋は長く伸びた蕾。ただ花は咲かせず自家受粉で種を作る。大きな綿毛が晩秋を感じさせる。


●令和2年12月20日(日曜日) 

天候:晴

11:33 北高尾山稜の富士見台、到着。この時期としては珍しいほど雪が少ない。一面真っ白になる時もあるのだが、すぐに消えてしまう。暖冬なのかな。



 ●令和2年12月20日(日曜日) 

天候:晴

八王子城山は落城伝説と急峻な地形の為、薪炭林としての雑木林が造られず、本来の植生である常緑照葉樹林が残っている。特にヤブツバキが多い。山頂への道の途中に「柵門台」と呼ばれている場所がある。入山する人間をここでチェックしていたのだろう。ハイカーにとっても休憩するのに良い場所でベンチが設置されている。ベンチに座り、水を飲みながら上を見たら、咲き初めのヤブツバキの花が咲いていた。


●令和2年12月20日(日曜日) 

天候:晴

年末の高尾山域の風物詩、キジヨランの綿毛、テイカカズラの綿毛の浮遊が今年は少ない。特にテイカカズラの綿毛は、もっと飛んでも良い筈なのに・・・。この日、北高尾山稜の富士見台手前の切り株で今年初めて出会った。確認出来て良かった。


 ●令和2年12月27日(日曜日) 

天候:晴

林道脇にカケスが死んでいた。カケスの羽は美しい。野鳥の羽マニアなら完全標本が作れる。でも、ちょっと待って!死因が分からない。猛禽類に襲われた気配は無い。もしかしたら「鳥インフルエンザ」?。西から脅威が迫っている。千葉県でも感染が確認された。北からの渡り鳥からの感染も否定出来ない。美しい羽でも接触しないように。