ホットな高尾山情報

 

投稿はこちらのアドレスへ info@forest-tokyo.org



ホットな高尾山情報(26)

2023.3.8 R4萩原 卓(もりもり会)

 

 啓蟄のシーズン、高尾山にも春の訪れがはじまっている。今年のスギ花粉は多く、花粉症に悩まされながらも、春の暖かさに誘われて高尾山を散策した。

 すでに、ヤマルリソウは咲き始め、ダンコウバイは黄色い花をつけている。またウグイスカグラの花も見られ、シュンランの花芽も膨らんできた。ふと足元を見るとテングチョウやヒオドシチョウがせわしなく地面に止まったり、舞ったり。

 頂上では、多くの若い人でにぎわっていた。山頂標識では記念写真を撮っている。いつも見られる光景だ。富士山は霞んでみえないものの、ムラサキオニシバリやアセビの花も見られた。 

ヤマルリソウ

ダンコウバイ

アオキの新芽

シュンラン

ヤマネコノメソウ

ムラサキオニシバリ


 これから、本格的に暖かくなってくると高尾山にもいろいろな草花が楽しめる。

 植物約 1600 種類、昆虫類約 5000 種類といわれているが、まだまだ知らないものも多い。

 今後も楽しみながら、観察を続けていきたい。

アセビ(馬酔木)

カラスザンショウ

ヒオドシチョウ

 

(写真撮影 萩原 卓)

ウグイスカグラ

ミツマタ

ヒメツチハンミョウ

ウグイスカグラの接写 

キブシ

アカボシゴマダラの幼虫