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多摩ニュータウン散歩(13)
冬の便りです
2022年12月9日 宮入芳雄
多摩センターを象徴する「パルテノン多摩」。最上階に池があり、中央公園につながっている。午後の散歩で行ってみたら、氷が張っていた。そんなに気温が低いとは思っていなかったのだが・・・。夕陽が氷のかけらを照らしていた。多摩市落合2-35・多摩中央公園 2021.12.29
初雪が本格的な積雪になった。夕方、窓越しに外を覗くと駐車場で男の子が遊んでいた。子どもは元気だなぁ。多摩市豊ヶ丘1-58 2022.1.6
午後。並木の影が道に映っていた。多摩市落合4-14 2022.1.21
夕暮れ。ビルの隙間から夕陽がさしていた。多摩市落合1-33 2021.12.29
積雪後、3日経っても、多摩センター周辺のビルの陰には雪が残っていた。子ども達はわざと滑って転んだりしながら遊んでいたが、自転車でアイスバーンを走るのは・・・どうかな。 多摩市鶴牧3 2022.1.9
多摩センターで一番にぎわうのは「イトーヨーカドー」と「サンリオピューロランド」を結ぶ通り。1月9日。この日は三連休の中日で多くの人が行き交っていた。多摩センターでこれだから、都心はさぞや・・・と思っていたら、案の定3日後の12日には新型コロナの一日の感染者が2000人を超え、5日後の14日には4000人、そして1月28日には17000人を超えてしまった。
※この時は第6波。半年後の第7波では東京都の一日の感染者が40000人を超えてしまった。続く第8波も連日10000人越えが続いている(2022年12月現在)。
多摩市落合1-44 2022.1.9
多摩ニュータウン散歩(12)
散歩の途中で見つけた素敵な風景です
2022年11月1日 宮入芳雄
地図にも載っていない「豊ヶ丘第二公園」。全体に苔むしていて日本庭園のようだ。歩道以外を歩くのに躊躇する。ここに気になるオオモミジの木がある。決して太くは無いのだが枝ぶりが良い。この紅葉を撮るのに毎年苦労する。垂れ下がった下の枝まで完全に紅葉する時がベストなのだが、そこまで待つと上部の葉が散ってしまう。昨年は街灯の明かりと共に撮影しようとして失敗した。今年は・・・まぁ、このくらいで妥協するか。
多摩市豊ヶ丘2-6・豊ヶ丘第二公園 2021.12.1
毎年恒例の多摩センター駅前のイルミネーション。見慣れていてあまり感動は無いが、多摩ニュータウンの中では一番規模が大きいと思う。ちょうど退社時刻。皆忙しそうに駅に向かって歩いてくる。土、日だと、あちらこちらで撮影会が始まるのだが・・・。
多摩市落合1-43・パルテノン大通り 2021.12.3
多摩川を渡り、関戸から町田市小野路宿に続く「鎌倉古道」。そのほとんどはニュータウン開発で消えてしまったが、多摩市内では「一本杉公園」と「貝取山緑地」に昔の道の面影が残っている。道脇の巨石のモニュメントの意味はよく分からないが・・・。
多摩市貝取1-41・貝取山緑地 2021.12.12
紅葉
多摩市豊ヶ丘2-6・豊ヶ丘第二公園 2021.12.1
夜は海の中を歩く感じのイルミネーションも昼間はこんなに感じだ。
多摩市落合1-43・パルテノン大通り 2021.12.15
冬は陽が傾くのが早い。午後3時なのに影がこんなに伸びていた。
多摩市落合1-33 2021.12.15
ミツバアケビの実を開けてみた
10月鳩ノ巣作業でミツバアケビが食べごろの実をつけていた
サルに食べられる前に1人いくつかの割り当てで家に持ち帰ることになった
「アケビの種にはエライオソームがついているんだ」と一緒に作業した飯島雅巳さんが教えてくれたので実際どんなものか見てみることにした
2022年10月14日 清水好博
①大きさは大きいもので10cmくらいある 実の縦に割れ目があるのは心皮の合着線
③果肉を味わった後、残った種子
⑤エライオソームを付けたままの種子と取り去った種子、それぞれ30粒ずつ地面に並べて置き
変化があるか観察することにした
⑦エライオソームを付けたままの種子には、20匹を越えるアリがいてエライオソームをかじっているアリも多かった
結果 エライオソームはやはりアリにとって魅力的な食べ物であることが分かった
しかし、種子の数は30粒と変化がなかった 種子が大きすぎたのか種子散布にはもっと大型のアリが必要なのかもしれない
被食散布とアリ散布の2又作戦で生存をはかっているようだ
②中の果肉はゼリー状で砂糖水の味がする その中に種子が入っている
④大きさ5~6mm 白い部分がエライオソームらしい
⑥7時間後、取り去った種子にはアリ(ハシブトシリアゲアリに似る、体長2~2.5mm)は1匹しかいなかった
⑧一輪挿しに挿してみた
ついでに果皮も料理することにした そのままかじるとタラの芽より苦味が強かった
水に数時間漬けてアク抜きをしてから、キンピラ、バター炒めで食した
八国山緑地のナラ枯れ被害拡大とカエンタケ発生状況の報告
今年もキンモクセイの香りが漂い始め、秋の気配を感じさせる季節がやってきました。
さて、今回の投稿内容はナラ枯れ被害拡大とカエンタケ発生状況について、昨年の続報です。
昨年以上のナラ枯れ被害が起きており、今年はコナラに加えてこれまで無傷のクヌギ被害続出です。また、ほとんどの木が頭上8~10m超(レーザー距離計で実測)までカシナガ穿孔の痕跡があり、痛々しい光景です。
また、昨年に比べてカエンタケ発生場所(現時点ではコナラ周辺のみ)も多数確認されている状況です。発生しない所との違いは不明(根拠不十分ですが観察からある程度は推測可)。
カエンタケの特異な形状につい惹かれて、その変化の様子も観察してみた次第です。
2022年10月1日 石田祐三
ナラ枯れ
ナラ枯れしたクヌギの根元付近の大量フラス
ナラ枯れした大径木のシラカシ
同じクヌギの木で頭上10m超付近の幹のフラス
概要:ナラ枯れ被害状況
今年は全域に渡ってナラ枯れ被害が進行。被害状況の主な特徴は、
➀これまでのコナラ主体からクヌギ、シラカシまで相当数のナラ枯れ被害拡大、
②大半の大径木で根元から頭上10mを超える所までかなりのフラスを確認、
③昨年と比しナラ枯れ被害を受けたコナラ根元でのカエンタケ(子嚢菌類、有毒)発生頻度大、
④昨年以前にナラ枯れした未伐採木の大小枯れ枝(10cm径前後)が林道・尾根道等に多数落下・散乱しており、特に強風時には要注意です。
上記①、②の状況から、カシナガ個体数は増加傾向にあると推測され、大径木自体の大幅な減少か天敵等による負帰還作用が起こらない限り収束しないのか?
カエンタケ発生状況
発生条件(温度・湿度+α)は不明であるが、風変わりなカエンタケの形状はとても個性的で多彩。棒状から更に分岐して手指状・鶏冠状・珊瑚状等々で、どれ一つとて同形のものはない。幼菌から老菌(褪色化)に至るまで日数は概ね15日位です。
カエンタケ
カエンタケ 写真4
昨年ナラ枯れしたコナラの根元付近に次々に発生したカエンタケ(2022.8.29)
カエンタケ 写真5
写真4の右端のカエンタケ(2022.8.29) 何者かがかじった痕跡がある
カエンタケ 写真6
写真5のカエンタケで2日経過後(2022.8.31)
カエンタケ 写真7
写真4の左上カエンタケで2日経過後(2022.8.31)
← カエンタケ 写真8
他の場所のナラ枯れしたコナラの根元に発生したもの(2022.9.8)
多摩ニュータウン散歩(11)
散歩の途中で見つけた素敵な(今回は秋の並木)風景です。
2022年10月1日 宮入芳雄
多摩市内でモミジバフウの並木というと、落合地区と豊ヶ丘地区の間を南北に通る「上之根大通り」。緩やかな上り坂で眺望が良い。歩道橋からの眺めがお薦めだ。多摩市豊ヶ丘2-4 2021.10.31
黄色だったメタセコイアの葉が一週間で茶色になった。メタセコイアは落葉する針葉樹。これから落葉の時期。掃除が大変だろうな。多摩市鶴牧4-1・メタセコイア通り 2021.11.22
街路樹の落ち葉が積り始めた。トウカエデとユリノキ。本来なら紅色と黄色の鮮やかな色のコントラストが楽しめるのだが、今年は少し色づきが悪かった。多摩市落合2-32 2021.11.14 (写真上)
多摩センターのプロムナード。さまざまな人が行き交う。保育園の保育士、若い男性、カップル・・・同じ場所で同じ時間。でも目的も行く方向もそれぞれ違う。当たり前の事だが、考え出すと何か不思議な気分になる。これも「縁」かな。多摩市落合2-32 2021.11.22・レンガ坂 (写真 右→)
午後の順光でケヤキ並木を撮ろうと思って行ったら、予想に反して日陰だった。陸橋を通る人影もシルエット。まぁ、これはこれで雰囲気のある写真にはなっているのだが・・・。
多摩市落合5-8・落合けやき通り 2021.11.14
「多摩美術大学美術館」前のイチョウ広場。お父さんに抱っこされた赤ちゃんをお母さんが、いろいろな角度から写真を撮っていた。写真をチェックする時、一緒に覗き込もうとする赤ちゃんのしぐさが可愛かった。多摩市落合1-33 2021.11.19
多摩ニュータウン散歩⑽
散歩の途中で見つけた不思議な(素敵な)風景です
2022年9月1日 宮入芳雄
紅葉が始まったハナミズキの並木。学校帰りの小学生とお母さんとの会話・・・と思ったのだが、通りすがりに耳を傾けると、どうやら同級生のお母さんのようだった。多摩市鶴牧5-37・そよかぜのみち 2021.10.6
雲行きが怪しい。だが小さな青空も見える。そんな空がビルの窓に映り込んでいた。多摩市鶴牧3-26 2021.10.6
霧雨の「そよかぜのみち」。ケヤキ並木を若い夫婦が通り過ぎて行った。多摩市落合5-8 2021.10.10
野草を楽しむ会「野草で作るお茶と薬湯の魅力」を霧ケ峰にあるカフェテラス「カフェ霧夢」にて実施しました。
2022年8月26日 長谷川 恵一
8月26日、野草を楽しむ会「野草で作るお茶と薬湯の魅力」を霧ケ峰にあるカフェテラス「カフェ霧夢」にて実施しました。
【講師】茅野市北山にIターンで古民家に住む田中一葉さん。中国茶を学び、現在は下諏訪秋宮の前で「ユサンパコ」で土日はカフェを営業されています。
【参加者】FIT会員 主催者を含め3名
その他 11名
【イベント趣旨】カフェ霧夢周辺の野草を使った野点茶会と薬湯の紹介
⇒実施内容 ;4種類のお茶の試飲と1種類の足湯体験
写真はカフェ「霧夢」今回のイベント主催者の山田多惠子(FIT21年)さん他が運営
現地は車山高原へのハイキング道の入口のミズナラ林の中にあるイベントの会場です
《野草茶》
薬草茶の野点の材料と茶道具
①イタドリ、オオバコ、ヨモギ を使ったお茶
(自宅周辺の雑草駆除にもなります)
②クロモジ(定番でいい香りですね)
③メヒシバ(イグサのような香りでした)
③山椒(はちみつ漬け)
添加物としてトウモロコシのヒゲ、ハトムギ、クコの実
《薬湯》
泡立てで頑張った小学生二人が足湯に浸かりました
・セイタカアワダチソウ(サポニンを含みます)トップから30cmを茶袋に入れてシャワーをあてるか泡立て器で泡立て、足湯やお風呂に入れる。タンニンも含むため洗濯にはむいていない。
【お茶や薬湯に一部使用し、利用法を説明した植物】
・お茶ーヨモギ、イタドリ、クロモジ、オオバコ
・薬湯ーセイタカアワダチソウ⇒肌に良い、アトピー、湿疹
キンミズヒキ
スギナ ⇒肌トラブルに)
ヒメジョオン ⇒美白
栗(イガを煎じた液体を風呂に)⇒収斂作用、治傷等
ヒノキ(枝ごとお風呂に浮かべる)⇒鎮静作用
【振り返り】
・クロモジ以外は信州周辺で容易に入手できる植物が、簡単に飲用できる薬草茶や薬湯となることを知りました。余った野草等を土産に貰って帰宅し、自宅でもお茶や薬湯を楽しみました。
・参加した2名の小学生は、茶の部では退屈しきっていましたが、セイタカアワダチソウをお湯の中に入れて泡立て足湯を楽しむイベントは十分楽しみ、満足していました。
・何より、標高1600M超のミズナラ林の中で野鳥の鳴き声しか聞こえず、蝶が周囲を飛翔する環境での野点は、静かにリラックスして香りに集中する機会となりました。
【主催者】山田多恵子(FIT21年)
報告者 長谷川恵一(FIT22年)
多摩ニュータウン散歩⑼ 2022年8月1日 宮入芳雄
散歩の途中で見つけた不思議な(素敵な)風景です
●散歩の途中で不思議な花に出会った。カラフルな色のキツネノカミソリ。最初は造花だと思ったが、触ってみると生花だ。調べると、出てきた名前が「リコリススプレンゲリー」。中国原産のキツネノカミソリの仲間。でも、ここまでカラフルな色は園芸種として品種改良したのだろうな。
多摩市落合5-8 2021.9.1
●多摩ニュータウンでは逃げ出した園芸種が、あちらこちらで野生化している。ある団地の法面で咲いていたのは「ガウラ」(ガメラではありません)。北アメリカ原産で花の色も多彩だが、白花は「白蝶草」の和名がある。繊細な名前だが、実はすごくたくましい植物のようだ。
多摩市落合3-1 2021.9.7
●春から秋にかけて多摩センター駅前駐車場の法面の除草は二匹のヤギが担当する。ただ、いつもは離れた場所で食べていて、なかなか近くで見られない。この日は道脇の柵付近で食べていたので、写真に撮ることが出来た。
多摩市落合1-4 2021.9.7
●午前11時。突然空が暗くなりだした。建物の照明が点き始め夕刻の雰囲気になった。一雨来そうだ。急いで道を引き返した。
多摩市落合6-1 2021.9.1
●街路樹というより目隠しとして植えられていることが多いマテバシイ。2021年は実が豊作だった。シイの仲間ではスダジイと共に生食出来る貴重なドングリだ。拾っている人も何人かいた。
多摩市落合4-14 2021.9.7
●いつも散歩で通る道脇に気になる樹名板がある。「ヒノキ」と書かれているのだが、実は「サワラ」なのだ。葉裏の気孔線がY字のヒノキに対し、こちらはH字。書き換えてやろうとも思うのだが、器物破損の行為になるかもしれない。この2年間、ここを通る度にイライラ、モヤモヤしている。
多摩市貝取1-62 2021.9.30
※2022年7月現在もこの状況は変わらず、イライラ、モヤモヤも3年目に突入した。