2024年 FIT会員の投稿
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多摩ニュータウン散歩(28)
2024年6月10日 宮入芳雄
FIT友の会の講座の後の反省会(?)。居酒屋から出たら夕暮れ。トワイライトゾーン。若者たちが行き交う。なんだかこの風景、どこかで出会ったような・・・。何だろう。
数日後、思い出したのは、昔北京からモンゴルのウランバートルへの24時間にわたる汽車の旅。国境の街「二連(アールレン)」。中国とモンゴル国は鉄道の軌道の幅が違うので、ここで客車を持ち上げ、台車ごと交換する。数時間かかる作業の間、夜にも関わらず駅前にはバザーが立ち、我々も中華食堂で夕食を摂った。光景は全く違うが、空と灯りの雰囲気で懐かしい記憶が蘇った。あえて言うならば、「ドラクエⅡ」で夜にたどり着いた街の感じだろうか。
房総丘陵を歩く(3)
2024年5月10日 清水好博
千葉県銚子沖で暖流と寒流がぶつかり合い良い漁場になっていることは小学校で習った。同じように植物も南北から移動してきて、その後気候や地形などの条件に適応して今の植生になったとあり、南限、北限の植物が多い。房総丘陵を歩くとそれを実感する。
ちょっと不便だけれど今後も続けたいと思います。
パールアカシア(ミモザ) ~葉っぱの先に葉っぱ~
2024年5月8日 清水好博
以前我が家の庭にミモザが植わっていてよくキタキチョウが産卵にきていました。
羽化直前のサナギを裏にある幼稚園に寄付して喜ばれましたが、台風でたおれてしまいました。
そこで今度パールアカシア(Acacia podalyriifolia これも俗称ミモザと言っている)を植えたところ写真のように、葉の先から二股になった羽状複葉がでていた。
そんなことあるのかなぁと娘にたずねると,芽生えや剪定などしたときによくそのようになるという。
そこで調べてみると、元の葉は葉柄が変化したもので偽葉と呼ばれている。特別な現象ではないらしい。また生長するともとに戻るという。
大きな翼がある葉柄とも見えるが、羽状複葉の葉面が地面と水平についているが、翼は鉛直方向に付いている。どこまでもへそまがりである。
多摩ニュータウン散歩(27)
2024年5月5日 宮入芳雄
高尾山のハナイカダ
2024年4月30日 高氏均
4月30日に高尾山に登りました。
ハナイカダの花が盛りです。連休期間中がちょうど見頃のようです。その他シュンラン、ジュウニヒトエ、ホウチャクソウも咲いていました。(2024年4月30日)
霧ケ峰(諏訪)からのたより(5) ~三春が来た!?~
2024年4月10日 山田多恵子
4月10日、久しぶりに冷え込んだ朝となりました。
大雨と4月の日射しで消えた雪が、例年この4月10日ころに最後の雪が舞いオープン前のカフェテラスに積もらせてはならぬと必死で除雪をするのです。つい4,5日前には雪で白かったカフェ霧夢前の湿原ですが、先日の大雨ですっかり雪が消えました。
霧ケ峰にお花が咲くのはまだまだ先ですが、諏訪湖付近では梅と桜が咲き始めました。
梅は3月27日頃から早咲きのものがポツポツと花を開き始め、まだ咲ききっていない状況で桜が4月7日くらいから咲き始めました。
東北などでの寒い地方では梅も桜も桃も同時に咲くので三春というそうですが、諏訪も寒く三春のようそうなのですが、今年は2月が異常に温かく、3月に入ってから何度となくまとまった雪が降りました。
そんなこともあり、日長になったので植物たちは「咲こうか、咲くまいか、どうなんだ?」と迷っているように見えます。
諏訪湖岸に近い上諏訪駅で標高800mです、そこから数10メートル上がった坂の途中に「諏訪二葉高等学校」があります。余談ですが名門進学校です。
そこのソメイヨシノは写真にある通りまだこれから咲いていくようですが、すぐお隣の高島城の菩提寺となっているお寺のイトザクラは先日から咲き始めています。
そして高島城のお堀のソメイ?(シダレ?)は咲いているものの、城内の庭のサクラ
はまだまだこれから咲くというような状況でした。
ソメイヨシノが終わってから咲くはずと思っていたイトザクラやヤエベニが先に花芽を開き始め、コブシやモクレン、ミツバツツジ、ダンコウバイ、そして街路樹のハナミズキもすでに咲き始めています。
そして一番寒い2月に咲くと思い込んでいたサンシュユも現在満開です。
お花見を見損ねたかた、諏訪のサクラはまだこれからです。
そして霧ケ峰高原のサクラは例年5月以降に咲きはじめます。
霧ケ峰在住 21年山田多恵子
多摩ニュータウン散歩(26)
2024年4月8日 宮入芳雄
●江戸時代後半の天保年間(1800年代)に発行された「江戸名所図会」(江戸の観光ガイドブック)。ここに京王線「聖蹟桜ヶ丘駅」付近からの風景が描かれている。タイトルは「小山田旧関(?この漢字読めない)関戸惣図」。多摩市の市民なら分かると思うが、地形は現在と全く変わっていない。手前の尾根を上る道は「いろは坂」と言われていて、「天守臺」と書かれている辺りは多摩市一番の高級住宅地。スタジオジブリの「耳をすませば」の舞台になった場所だ。右に描かれている「一宮(小野神社)」は平安時代に書かれた「延喜式」にも登場する格式ある神社。左奥にある「関戸」集落には、現在「多摩市役所」があり、近くの熊野神社からは関戸の地名の由来になった平安時代の関所跡が発掘されている。そして図の左下にある大栗川を渡る橋。現在も同じ場所に掛かっている(近代的な橋だが・・・)。これはすごい!もっとすごいのはこの図は俯瞰図であること。現在のドローンの撮影なら簡単だが、地上から数10メートル上空からの風景を地上から想像して描いた絵師の感性、さすがだと思う。同じ地点から写真を撮ろうとしたのだが、ビルが邪魔して撮れなかった。
多摩ニュータウン散歩(25)
2024年3月3日 宮入芳雄
●私が所属する「桜ヶ丘公園雑木林ボランティア」の仲間で、ワイン醸造家の滝口恵子さんが山形県河北町の有志から依頼され、現地でブドウ栽培とワイン作りをすることになった(これは原田マハの『風のマジム』の世界。ラムとワインの違いはあるが、大変な場所に飛び込んだ)。そこで滝口さんの壮行会を兼ねて、ワインの勉強会を行った。今回のテーマは「品種と土の相性」「栽培方法」「病気と害虫」。それぞれの考え方で生まれたワイン6種とブドウジュース3種の試飲。いつもは安ワインを何も考えなく飲んでいるが、飲み比べるとこんなに差があるのかがよく分かる。ワインに添えられた「おつまみ」も良く合い、贅沢なひと時を過ごすことが出来た。滝口さん。これからも「雑木林ボランティア」は滝口さんを応援するからね。2024.3.2 【写真:⑤多摩市連光寺5-13】
霧ヶ峰からのたより 4
2024年2月24日 山田多惠子(霧ヶ峰在住)
2月24日、連休の中日であらしのような1日が終わりました。
私事ではありますが、
年末年始、
房総丘陵を歩く ⑵
2024年2月17日 清水好博
房総半島には山がないという。実際に歩いてみると、そう言える地域もあれば急峻な所もある。
遠い昔(第三紀中期)はごく一部(嶺岡山系)をのぞき海であったという。地質地図を見ると半島全体は主に砂と泥が堆積したものでできていることがわかる。そのため地盤はやわらかく随所に手掘りの隧道や川廻し(岩に穴をあけ川の流れを短絡させ新しい耕作地をつくった)が見られる。
房総丘陵の自然を考える上で重要なポイントが鋸山と清澄山を東西に結ぶ標高300m前後の山々である。これを鋸・清澄ラインと呼ぶことにする。
このラインによって半島は南北に分けられるといってもよい。
南は安房の国、北は上総の国である。このラインはよく見ると南北の分水嶺になっていて北側は緩やかに傾斜し、西から小糸川、小櫃川、養老川が蛇行を繰り返し深い渓谷と急峻な地形を形成し、それぞれ東京湾に注いでいる。注目すべきはその蛇行であり、関東地方では他に類を見ない。上流部には小糸川は三島湖、豊英湖、小櫃川は亀山湖、笹川湖(片倉ダム)があるが、養老川はなぜか中流域に高滝ダムがあるだけである(経緯はお調べ下さい)。
ラインの南側にある嶺岡山系の南側はプレートが沈み込む際削り取られた何層かの付加体からなっていて、急峻な山々を形成している。房総のハイキングコースは主に鋸・清澄ラインからこの地域に集中している。よく見るとそれぞれが独立した形になっている山々もあり、その周囲は平地になっていて、国道や県道で囲まれ、農地農村が点在する。それ以降は南端までは再び泥と砂の堆積層や付加体から成り立っている。
丘陵中北部は俗に雑木林といわれるコナラ、カシ類、スダジイ等を主体とした二次林で、鋸・清澄ラインに近づくほど常緑広葉樹が増えて、ほぼ7割程度常緑樹となり種類も増える。落葉樹ではアカメガシワ、イロハモミジなどに加え、湿った向陽地ではアブラギリが目立つ。昔、産業用に栽培したものが野生化したものと言われている。
南部沿岸地域はマテバシイが中心の二次林で、その中に、ヤマモモ、カクレミノ、イヌマキ、ヒメユズリハ、トベラなどが仲良く生えていた。
おもしろいのが鋸・清澄ラインの南北数キロの範囲で、何が見つかるかわからない魅力満点の地域。モミ、ツガ、ヤブニッケイ、サカキ、タイミンタチバナ、バリバリノキ、ホルトノキ、カゴノキ、バクチノキ、アリドオシ、イズセンリョウなど多数ある。シカが多いはずなのにアオキがやたら繁茂する山もありどこで何に出会うか期待しながら歩ける。とにかく常緑広葉樹を学ぶには最適地です。
なお、記述は私見に基づいたもので必ずしも真実とは限りません
多摩ニュータウン散歩 (24)
2024年2月10日 宮入芳雄
房総丘陵を歩く (1) シダ
2024年1月15日 清水好博
隣県同士だが「海を隔てている」ためか東京と千葉では植生が大分違うようだ。
よく解説書には分布域に「千葉県以西」という表現が使われていることからもわかる。
千葉県の森林率は28.8%と全国平均の半分以下(逓減気味)だが房総丘陵以南を見るとおよそ50%程度以上が森林で歩いていると結構豊かな森林地帯と感じる。
森林の約半分は天然林で、3割強をしめる人工林の8割超はスギである。スギに適した環境であるといえる。
シダの植生に関しては、路傍や林縁では圧倒的にホシダが多く、崖地ではコモチシダ、スギの植林帯ではリョウメンシダが優占している。少し乾いた所ではウラジロ、コシダ、ベニシダなどが生えているが、思ったより少ない。湿気を好むスギ人工林の豊かさと谷の多い地形がシダの生息に適していると感じた。暖地系の違った植生を観察できて楽しい。
間違いを見つけられた方はご指摘ください。(参考データ 千葉県ホームページより)
多摩ニュータウン散歩 (23)
2024年1月11日 宮入芳雄
霧ヶ峰からのたより
2024年1月8日 山田多惠子