2022年 FIT会員の投稿(上)

          1月から7月まで

(8月以降はこちらから)

                                                                                                                              写真をクリックすると拡大表示されます

皆様からの投稿をお待ちしてます                                                                                                  投稿はこちらへお願いします info@forest-tokyo.org


高尾山のシダ⑤                                       清水好博  2022/07/19

高尾山には約150種のシダがあるといわれています。わかるものだけご紹介します。間違いをみつけられた方はご指摘ください。


多摩ニュータウン散歩 ⑻                         宮入芳雄  2022/07/01

散歩の途中で見つけた素敵な(不思議な)風景です

●夏空。ただこの夏は積乱雲を見ることは少なかった。

多摩市豊ヶ丘2-9 2021.8.2

●暑い!ただ、ただ暑い。多摩市豊ヶ丘4-2

●夏の時期だけ水を出す噴水。近所の子どもたちが水遊びを楽しんでいた。多摩市鶴牧3-6・鶴牧東公園

●降水量が少なく、ヒマワリも少し疲れ気味。多摩市鶴牧4-19 2021.8.5

●多摩ニュータウンでは、この時期当たり前の光景。少ないくらいだ。我が家の廊下ではアブラゼミの屍累々。これを処理するのがアリ。翅を残し、すべてを解体し巣に持ち帰る。我が家の廊下でもいまだに翅だけが残っている。多摩市貝取4-4

●ヒマワリの生け花。その時は気が付かなかったが、一週間後に通った時も変化が無い。よく見ると造花だった。多摩市鶴牧4-19・鶴牧商店街



奥武蔵グリーンラインを歩く 奥武蔵のシダ⑷              清水好博    2022/06/18       奥武蔵は温暖な気候、複雑な地形とスギ林などで多湿なため、シダの条件には恵まれているといえます。

なるべく未掲載のものを載せるようにしていますが、より良いものがあれば再度掲載をお願いしています。  

間違いをみつけられた方はご指摘ください。


高尾山のシダ④                                          清水好博  2022/6/9

高尾山には約150種のシダがあるといわれています。わかるものだけご紹介します。間違いをみつけられた方はご指摘ください。


多摩ニュータウン散歩 ⑺                             宮入芳雄  2022/06/01

散歩の途中で見つけた素敵な(不思議な)風景です

●公園の苔むした石畳でコウガイビルに出会った。雨が続いたので地上に出てきたのだろう。これは正確には、ちょっと大型のオオミスジコウガイビル。中国南部原産で、1960年代に東京都周辺で確認されたという。

多摩市豊ヶ丘1-39・豊ヶ丘北公園 2021.7.6

●独特な模様の葉。花をみるとグラジオラスに似ている。だけど葉の形が違う。調べたら「カンナ」という園芸種が出てきた。熱帯アメリカ(どの辺だ?)原産という。どうやらこれのようだ。多摩市落合6-1 2021.7.8

●雨が止んだので、歩くことにした。水たまりに青空が映り込んでいた。

多摩市豊ヶ丘2-15 2021.7.15

●大きくなり過ぎて切り倒された街路樹の根を囲むように花が植えられていた。切株がむき出しになっているより、優しい感じがする。

多摩市落合6-1 2021.7.8

●私が好きな「石垣の道」にある豊ヶ丘第二公園。全体が苔で覆われていて日本庭園の趣がある。ある日通ったら、キノコがあちらこちらから顔を出していた。その中の一つに木漏れ日がスポットライトのように当たっていた。多摩市豊ヶ丘2-6・豊ヶ丘第二公園 2021.7.11

●多摩ニュータウンにはトンネルも多い。車道が歩行者専用道より下で交差すれば陸橋になり、上を通ればこのようなトンネルになる。

多摩市豊ヶ丘4-2 2021.7.27



奥武蔵グリーンラインを歩く 奥武蔵のシダ⑶                                                        清水好博   2022/05/23

 

夏緑シダも本格的に葉を付け始め、新緑が深まった感じです。瑞々しい若葉が観られました。森林内で優先するシダとしてはベニシダやリョウメンシダはよく目にしますが、旧正丸峠東北面にはナンゴクナライシダが優先して生えています。(間違いを見つけられた方はご指摘ください) 写真をクリックすると拡大します

クジャクシダ
クジャクシダ

クジャクシダ(ホウライシダ科) 高尾にもありますが、葉縁が赤く新葉の色と姿が素晴らしくキレイ

オウレンシダ
オウレンシダ

オウレンシダ(コバノイシカグマ科) 林道脇ポールの周辺にまとまって生えていました。薄い葉で弱々しく触れると折れそうです

シノブ
シノブ

シノブ(シノブ科) イワヒバと同じ岩に生えていました 壁面にへばりつくように茎をのばしていました

フクロシダ
フクロシダ

フクロシダ(イワデンダ科) 奥武蔵はチャートでできているので岩生シダには環境がよいのかもしれません ごく普通にどこでも生えていました

ミサキカグマ
ミサキカグマ

ミサキカグマ(オシダ科) どこにでもあると書いてあるが、意外と出会う機会が少ないように思います

メヤブソテツ
メヤブソテツ

メヤブソテツ(オシダ科) 2月の低山はいかい(黒山三滝)で撮ったもの

岩壁にビッシリ生えていました

イヌガンソク
イヌガンソク

イヌガンソク(コウヤワラビ科) 葉身70cmくらいある大型のシダ、肉厚でシットリした感じでサラダにしてたべられそうな感じでした

イワヒバ
イワヒバ

イワヒバ(イワヒバ科) 道路脇にある巨大な岩に着生していました

イヌシダ
イヌシダ

イヌシダ(コバノイシカグマ科) 全草軟白毛で覆われています  この科にはコバノイシカグマ、イワヒメワラビ、イヌシダ、フモトシダなど葉柄に鱗片がつかないで毛が密生するシダがいくつかあります

ホソバナライシダ
ホソバナライシダ

ホソバナライシダ(オシダ科) 切れ込みの深さ、羽軸の毛の有無、鱗片の付き方などからホソバナライシダとしました

ミヤマウラジロ(イノモトソウ科)らしきシダ
ミヤマウラジロ(イノモトソウ科)らしきシダ

ミヤマウラジロ(イノモトソウ科)らしきシダ  叢生する、細い光沢のある紫褐色の葉柄   現地では想像がつきませんでしたが、裏面葉脈に沿って薄っすらと粉白色に粉をふいたようになっていることからその可能性があると思います

旧正丸峠北東斜面
旧正丸峠北東斜面

旧正丸峠北東斜面  急傾斜で降りられませんが、ナンゴクナライシダが優先して生える林床



初夏のトトロの森からの便りです

石田祐三 2022/05/14

八国山緑地を中心にトトロの森、狭山丘陵で活動されている石田さんからの投稿です(写真をクリックして記事をご覧ください)



奥武蔵グリーンラインを歩く 奥武蔵のシダ⑵             清水好博   2022/05/02

グリーンラインは標高170m付近から最高点は大野峠周辺の860mと標高差が700m近くあり、意外とハードなコースです。今回は低地の沢周辺を歩きました。夏緑シダも葉を付け始め、一斉に春が始まったという感じでした

 

 


多摩ニュータウン散歩⑹                                                                     宮入芳雄 2022/05/01

散歩の途中で見かけた(素敵な)風景です

 

●元々は水が張られていたのだろう。そうしたら良い感じの親水公園になっただろうに・・・。八王子市南大沢5-16 2021.6.8

●梅雨時の6月はやはりアジサイ。アジサイは青い花だと土壌が酸性、赤い花だとアルカリ性といわれている。・・・という事は、ここの土壌はアルカリ性?ただ最近は品種が多いので何ともいえない。多摩市貝取3-4 2021.6.16

●多摩市鶴牧3丁目は開発が進行中。新しいビルが次から次へと建てられている。その近くの街路樹のネムノキの花。満開だった。多摩市鶴牧3 2021.618

●多摩境駅が町田市だとは思わなかった。なんだか複雑な構内で改札は地下のような1階。バス停は1階のような2階にある。住んでいる人には普通なのだろうが。

町田市小山ヶ丘3-22 2021.6.8

●この遊歩道には白いアジサイが植えられていた。品種名が書かれていたが、忘れてしまった。多摩市落合5-1 2021.6.18

●駅前の雑踏を避け、中央公園から白山神社経由で帰る。人通りも少なく、緑も豊かだ。多摩市落合2 2021.6.18



多摩ニュータウン散歩⑸                                                                     宮入芳雄 2022/04/01

散歩の途中で見かけた(素敵な)風景です

 

●五月に入って日差しが強くなってきた。「聖ヶ丘遊歩道」の終点は大谷戸公園。ここからどうやって帰ろうか。多摩市聖ヶ丘2-1 2021.5.3

【写真:①多摩市聖ヶ丘2-1・聖ヶ丘遊歩道】

●住民しか利用しない道路。車両の通行も少ない。その途中に住民と多摩市が協力して斜面に花を植えている。園芸種の中に山野草が混じる。四季楽しめるが、この時期が一番花の種類が多い。これらの花が楽しみで、わざわざこの道を歩くようにしている。多摩市貝取1-40 2021.5.16

●「グリーンライブセンター」の裏庭で一輪だけ咲いていた大型のバラ。良い雰囲気だった。

●多摩市落合~鶴牧と続く「そよかぜのみち」。鶴牧ではハナミズキ。落合はケヤキの並木道。新緑が美しい。多摩市落合5-8 2021.5.7

【写真:②多摩市落合5-8・そよかぜのみち】

●多摩中央公園の一画にある「グリーンライブセンター」。温室があり、セミナー等が行える広めな部屋もある。裏庭はさまざまな植物が植えられていて、散策できる。この時期は、やはりバラが中心のようだ。多摩市落合2 2021.5.18

●見上げたら送電線の作業が行われていた。高所恐怖症の私にはとても無理な話だが、あの位置から下の景色はどのように見えているのだろう。多摩市豊ヶ丘2-9 2021.5.26



三浦半島のシダ

                                                      清水好博 2022/04/01

三浦半島には温暖な気候や海に面しているなど地域的な特徴に適応したシダが生えています。

わかるものだけご紹介します。


老齢樹木にできる大きな瘤 ―植物の腫瘍(クラウンゴール)       石田祐三 2022/03/25

 里山、公園、社寺、墓地等の老齢樹木には大きな瘤が出来ているのを見かけます。幹の直径1m前後の樹木では、大きさ5060cmに達するものもある。樹種としてはサクラ、ケヤキ、エノキ、マツ、クヌギ、イヌシデ等と様々です。これらのうち特徴的なもの(形状・大きさ・発生数等)について紹介します。

なぜこんな大きな瘤ができ、なぜ枯れ死しないのか不思議。その発生機構を知るほど複雑巧妙さに驚きます。アグロバクターという土壌細菌が植物の根等に感染すると根頭癌腫ができることは古くから知られていたようですが、地上部に見られる二次的腫瘍は菌が無くても形成。その転移・増殖過程は、①アグロバクターに感染すると、複製誘導DNA分子の一部領域(T-DNA)が植物細胞ゲノム中に導入、②DNA配列には植物の細胞増殖を誘導する植物ホルモンであるサイトカイニンとオーキシンを合成する遺伝子を含み、両ホルモンを多量に合成して異常細胞増殖(カルス)を誘導、➂目的とする特殊アミノ酸オパイン(植物は分解酵素持たず)を作るための遺伝子もコードされており、増殖細胞中で多量に代謝。これをエネルギー源として独占的に利用、④腫瘍が過度に肥大しないように抑制遺伝子まで導入し、植物エネルギーの一部のみ利用することで枯れ死を防いでいるとのこと。

人類が誕生する遥か昔から、原核生物は高度な遺伝子組み換え技術等を利用し植物と共に生き続けています!

ヤマザクラの瘤(1)

幹径75 cm(胸高). 瘤は高さ4 mの上部にまで分布し、大小含め10一番大きな瘤(地面より約0.9 cm)で大きさ約25 cm.

ソメイヨシノの瘤(1)

幹径53 cm. 地際にできた岩盤状の大きな瘤の大きさ約40cm. 上部にも複数の瘤があり大きいもので約25 cm(地面より約1.3 mこのような状態でも枯れる気配はなく、毎年沢山の花を咲かせる.

ソメイヨシノの瘤(3)

幹径75 cm. 瘤(地面より約2 m)の部位から新しい枝と根が発生サイトカイニン濃度が高い状態(芽の分化)で発芽し、オーキシン濃度が高い状態(根の分化)で発根?

ケヤキの瘤

幹径105 cm. 髙さ4 m位に渡って形・大きさの異なる瘤が多数分布一番大きな瘤(地上より約1.6 m)で大きさ約50 cm.

アカマツの瘤

幹径76 cm. 瘤(地表より約1.3 m)は1個のみで大きさ約16 cm.

ヤマザクラの瘤(2)

幹径90 cm. 瘤(地面より約2 m)の大きさ約60cm(今回最大)この大きさになるまでに何年要したことだろうか.

ソメイヨシノの瘤(2)

幹径50 cm. 小さな瘤が多数集まってできた瘤(地表より約2 m)の大きさ約20 cm.

ソメイヨシノの瘤(4)

樹木により状態は様々であるが、古くなった瘤は表面に亀裂が入り内部は腐り空洞化.

エノキの瘤

幹径110 cm. 扁平状の瘤(高さ約2.6 m)の大きさ約60 cm. 下部左側の小さな瘤(高さ約1.2 m)で大きさ約35 cm.

補足説明: 

今回のテーマは老齢樹木に発生する瘤(クラウンゴール)について様々な樹木を対象に観察し、その発生機構についても調べてみました。

人間でいえばガンに相当する病気でしょうが、大きな瘤が幾つもできても枯れ死にしないのは何故なのかずっと疑問でした。

100年以上前から専門家達の解明が続けられ、最近のゲノム解析により全貌が分かりつつあるようです。原核生物から真核生物へというかなり離れた生物間でも遺伝子の水平伝搬が起こっているとのことです。

この粘り強い研究は遺伝子操作技術の発展に繋がり、現在の様々な植物等の品種改良や医療分野等に応用されるきっかけになった研究成果となっています。

正にアグロバクター土壌菌、様様です。

また、アグロバクタ―は多くの植物と共生する菌根菌、マメ科植物と共生する根粒菌等と分子系統的には近縁であるとのこと。

前者の共生起源は約4億年前、後者の共生起源は約6千年前とのこと。それ以来、植物と微生物は多様な関係を図りつつ、厳しい環境変化に適応しながら現在までお互いに生き続けられています。

人間よりずっと知恵者かも知れません。

いつどのような過程を通してこのような高度なワザや戦略を獲得し進化してきたのか依然謎です。まだまだ未解明な現象が隠されているのではと思います。

 

いずれにしても、見過ごしてしまいそうな樹木の瘤の存在に着目して調べてみると、想像もしなかったような新しい事実やこれまでの謎が幾らか解けました

 



多摩ニュータウン散歩⑷                                                                     宮入芳雄 2022/03/16

散歩の途中で見かけた(素敵な)風景です

 


●稲城市のニュータウン地区を歩く。ちょっと変わったモニュメントを発見したが、この街の本質は見えてこない。ここの地区を理解するには、もう少し通わなければならないようだ。稲城市向陽台4-2 2021.4.26

この日は「せせらぎ緑道」を源流の長池公園に向かって歩く。水路は大きくなったり狭くなったりしながら長池公園に続く。八王子市別所2-45 2021.4.27

長池公園、到着。「長池見附橋」のアーチをくぐる。八王子市別所2 2021.4.27

四谷駅前に掛かっていた「四谷見附橋」を移築、復元した「長池見附橋」。これを見るだけでも、ここに来る価値はある。今日はここまで。次は公園の奥にある本当の源流「長池」まで行くことにしよう。八王子市別所2 2021.4.27


鯉のぼりが吊り下げられていた。そうか。もうすぐ五月だ。多摩市豊ヶ丘5-1 2021.4.27


多摩ニュータウン散歩⑶                                                                      宮入芳雄 2022/03/02

散歩の途中で見かけた(素敵な)風景です

 

●庭の一画に貨物車両「ヨ」が…昔の貨物列車の最後尾には、この車掌車が連結されていた。持ち主はKさん。横にある腕木シグナルも良い雰囲気だ。何年前だろうか。この車両の中で飲み会をやったことがある。楽しかった。多摩市落合1-25 2021.4.12

●多摩市鶴牧5-19 2021.4.12

●鶴乃橋を渡ると南野地区。塀に沿ってチューリップが植えられていた。多摩市南野3-9 2021.4.12

●多摩市落合から鶴牧へ続く遊歩道「そよかぜのみち」。落合地区はケヤキ並木。鶴牧地区に入るとハナミズキの並木になる。白い花の木で統一しているので、すっきりしている。多摩市鶴牧5-35 2021.4.12

●多摩ニュータウンは陸橋が多い。歩行者専用道と車道がはっきり分かれていることが多く、車道と交差する場所は陸橋で越える。この「鶴乃橋」は最大幅がある尾根幹(正式名称は、南多摩尾根幹線道路)に掛かっている陸橋。デザインもちょっと凝っている。多摩市鶴牧5-16 2021.4.12

●八王子市の長池公園を水源として水路が京王堀之内駅付近まで続く「せせらぎ緑道」。特に堀之内地区は水路に合わせて建物を建てたのか、ヨーロッパの街並みを歩いているような気分になる。八王子市堀之内3-20 2021-4-23



多摩ニュータウン散歩⑵                                                                       宮入芳雄 2022/02/15

散歩の途中で見かけた(不思議な)風景です

 

●春の淡雪。多摩センターの「イチョウ広場」では、薄っすら雪が積もり、そして消えていった。多摩市落合1-33 2020.03.29

多摩市「宝野公園」。多摩市内でも有数の桜の名所。空気が澄んでいれば、その先に富士山が見える。多摩市落合5-30・宝野公園 2021.03.29

多摩ニュータウンには地区ごとに遊歩道が作られている。ここは聖ヶ丘地区の「聖ヶ丘遊歩道」。チューリップが咲き乱れていた。多摩市聖ヶ丘3-52・聖ヶ丘遊歩道 2021.03.31

多摩市中沢1の中沢池周辺を源流とする乞田川。その川岸は多摩センター駅から永山まで桜並木が続いている。花の時期には多くの多摩市民が散策を楽しむ。多摩市落合1-5・乞田川 2021.03.29

多摩市中沢2丁目から唐木田1丁目かけて府中カントリークラブの南の斜面に作られた「からきだの道」。短い距離ながら、けっこうアップダウンがあり、足腰の鍛錬にはなる。その中間点に不思議な扉がある。ここを案内すると必ず誰かが「どこでもドア~!」と叫ぶ。中には「この扉を開けると別世界に行けるのかな?」と恐る恐る扉を開ける人もいる。タネを明かせば以前ここには生垣があった。それを遊歩道拡張のため、撤去した後、扉だけが残った。ここを管理しているボランティアの中には、「意味ないから撤去するべき」との意見もあるようだが、これはこれで面白い。この扉を元に「からきだの道七不思議」を作れば良いと思う。多摩市中沢2-11・からきだの道 2021.03.30

桜の名所、都立桜ケ丘公園。私の雑木林ボランティアの活動場所でもある。一般的には歴史的建造物「聖蹟記念館」周辺がお花見の中心だが、丘から下りて来て芝生広場での花見もお薦め。花見客も少なく、のんびり花見を楽しめる。多摩市連光寺5-13・都立桜ヶ丘公園 2021.03.31



高尾山のシダ③                      清水好博 2022/02/12

高尾山には約150種のシダがあるといわれています。冬枯れのためか、いよいよネタ切れになってきました。間違いを見つけられた方はご指摘下さい。

(写真をクリックすると拡大表示されキャプションが表示されます)


多摩ニュータウン散歩(1)                                    宮入芳雄        2022/02/01

 

2021(令和3)は前年に続き新型コロナ・ウィルスに翻弄(ほんろう)された年でした。自粛生活も2年目に入ると運動不足が気になりだし、ウォーキングを始めました。多摩ニュータウンに移り住んで30年以上。いつもは車でしか移動しなかった街をゆっくり歩きます。そうすると今まで見えてこなかったニュータウンならではの風景、植物事情などが見えてきました。美しい風景、シュールな風景、微笑ましい風景、そんな中に残された自然・・・それらをカメラ(もちろんコンパクトデジカメです)でスケッチしました。

※もし気に入った風景があれば(無いとは思いますが)出会えるように1ヶ月早い報告です。

多摩ニュータウン散歩 ⑴                                                       宮入芳雄

 

●多摩市内のニュータウン地区を歩くと、こんもりした丘が点在している。これはニュータウン開発に伴い出た残土を積み上げたもの。特に鶴牧東公園の丘は大きく、頂上に上がると眺望が良い。多摩市鶴牧3-16 2021.2.6 【写真:①多摩市鶴牧3-16・鶴牧東公園】

 

●こちらは、それほど大きくはない残土丘。頂上にケヤキを1本植えているのが愛嬌。ただニュータウン開発が始まって50年以上経つ。ケヤキの木も大木になった。多摩市永山5-31 2021.2.5 【写真:②多摩市永山5-31】

 

●ちょっと高級感が漂う建物が並ぶ一画。玄関先に大きな鉢植えの花が飾られていた。多摩市貝取1-40 2021.3.12 【写真:③多摩市貝取1-40】

 

●多摩センター駅南西の多摩市鶴牧3丁目の一画は数年前から開発が始まった。企業の大きなビルの建設が進む。歩道も幅広く作られている。多摩市鶴牧3 2021.3.22 

【写真:④多摩市鶴牧3】

 

●多摩ニュータウンは花壇も多いが、油断をするとホトケノザなどの雑草に侵略されてしまう。このパンジーが救い出されたのは一週間後だった。多摩市鶴牧3 2021.3.22 

【写真:⑤多摩市鶴牧3】

 

●ツバキの花が落下していた。ここまで大量だと、なんだか怪しい世界に引きずり込まれそうな感覚になる。多摩市落合2・多摩市中央公園 2021.3.22 

 

【写真:⑥多摩市落合3・多摩市中央公園】